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「仕掛けない」と「損切り」(今の相場から)

記事を書くのが本当に久々になってしまいました。
もちろんこの間、何もやっていなかったわけではありません。
ずっと、相場も見ていますし、ブログ(「損切りこそトレード人生」)は書き続けています。

ただ、昨年いったんこのサイトを完成させたように感じてしまったところで、書くべきことは書き尽くした感があり、休んでしまいました。

 

しかし、昨年から今年の相場を追いかけてこの年末。やっぱり、とても困っている人もいるんだろうなあという思いが強まってきました。この年末、相場の様相が今までとちょっと変わってきたなと感じているのです。

 

日本の相場は昨日が2018年の大納会でした。
日経平均は何とか20,000円台を維持して終わりました。しかし、最終週の暴落は想定外だったのではないでしょうか?私も、12月の半ば以降、ここから落ちていくんだろうなとは想定しましたが、マイナス1,000円もの暴落がそこに待っていたとは思いもよりませんでした。

 

私の考えでは、日経平均の相場の様子が大きく変わる変わり目がそこにありました。日経平均の中長期のチャートを見るとそれがわかります。週足も月足も、下降相場の入口に来ているように見えるのです。

 

株価の動きを大きく見るには、グランビルの法則を参照します。日経平均の週足、月足を見ると、グランビルの上昇のトレンドはそろそろ終わりと受け取れるのです。あえて、今後の動きを想定するなら、ここから日本の相場は下げのトレンドに入っていくでしょう。

 

日経平均は月足で見ると、今、上昇の頂点からガクンと落ちてきたところ。今年の10月が本当の頂点。そこからは2か月で4,000円以上も落ちてしまいました。そもそも、日経平均が上昇基調に入ったのは2013年から。6年かけて、上昇の波を刻んできたことになります。

 

2013年にはアベノミクスという言葉が流行語と化し、また東京五輪の開催が決定したのもこの2013年。2013年は、日本の社会経済情勢に大きな光が差してきたときだったのです。しかし、その後の状況は決して明るくはなかったように感じます。東京五輪についても、五輪に向かう明るさよりも五輪後のことを憂慮する声のほうが強くなっているのが今の実態です。

 

私は、トレードに関しては経済的情報やニュースをまったく気にしません。チャート分析オンリーの完全テクニカル信望派です。それでも、以上のような状況は日々のテレビや新聞で知ってはいます。そして、それらの情勢がチャートにもきちんと表れているんだと考えています。チャートはすべての現在を映しだす素敵なツールです。チャートをくまなく見ていれば、世の中の経済的空気感はつかめるのです。

 

今後の相場がどうなるか。本当のところは、その時になってみないとわかりません。私は、来年以降、大きな下降相場がやってくると見込んで、その予測にマッチした戦術でチャート(銘柄)選択をしていきます。しかし、このサイトでも何度も出てくるように、「予測」はあくまで「予測」です。仕掛けの準備は予測をもとにやりますが、実際の仕掛けは予測をもとにしたものではありません。

 

「下がると予測した。だから、すぐに空売りで仕掛けていく・・・」のは間違いです。「ある価格を下回った価格で空売りすると決めて、その価格に来たら仕掛けていく」というのが本筋です。「その価格に来た」という事実を根拠に仕掛けるのです。逆に言うと、どんなに下げを予測していても、その価格に来なければ仕掛けないのです。もちろん、正しく仕掛けた後で予測を外れて上昇することもあります。そんな時こそ損切りです。仕掛けの前に予測外れになるなら「仕掛けない」。仕掛けの後に予測外れになったなら「損切り」。それだけのこと。

 

仕掛けは事実をもとにやるものであって、予測でやるものではないのです。

 

いずれにしても・・・、年末に言われていたのは1,000円の下げがあっての「割安感」でした。それで大納会前はちょっと上昇したのだと。そして、年初に少し光が見えてきたと。

 

でも、本当でしょうか?
そんな適当な予測をもとに年初から買っていくような人がいたとしたら、「ちょっと待って」と私は言いたいです。75日移動平均線が下向きで株価はその75日線を大きく下回っているのです。要するに完全い下降相場の只中なんです。そんなところでどうして「買い」の判断ができるのか?私には暴挙としか思えません。

 

ひょっとしたら、年初に大きく上昇するのかもしれません。それはそれでいいじゃないかと。ただ単に「下げる」という予測が外れるだけのこと。トレーダーの目指すところは、予測が正しかったがどうかではなく、実際に利益を出せたかどうかです。予測なんか外れてもどうでもいいんです。要は継続的に利益が出るのかどうかです。

 

「仕掛けない」と「損切り」。
とても大切なことなのです。

 

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成功体験をつかむために。

自分のトレードルールに自信が持てなければ、それに従ったトレードはできません。せっかく損切りラインを決めても、「本当にそこで損切りするのがいいんだろうか?」などと疑問を持ってしまうようでは実行できません。利益確定のラインに関しても同じです。ルールに自信があるからこそ、ルールに従ったトレードができるし、ルールを徹底的に守れるようになるのです。

 

そして、自分のルールに自信を持てるようになるには、自信を持つに足る事実=実績が必要です。自分でも納得できるだけの客観的なトレード実績。すなわち、一定期間におけるトータルプラスの収支を挙げる成功体験。

 

トータルプラスの成功体験こそが、トレーダーに自信を与えます。日々の損切りや利益確定が一定期間を経るとトータルプラスになるのだという自信。それがあればこそ、都度都度の的確無比の損切りが可能にあるのです。そこにはメンタルが入り込む余地はありません。メンタルごときで解決する程トレードは甘くないのです。

 

では、成功体験を積むためにはどうしたらいいのか?

今日のテーマはそれ。

 

最初に答えを書いてしまいますが、「信頼できるトレードルール(トレード手法)を知って、それをひたすら実行する」ことです。

 

一番いいのは、信頼できる先人を見つけてその人の手法を習い続けることです。

世の中にはたくさんのトレード学校があります。それらの宣伝文句を徹底的に見比べて、自分が一番信用できると思ったところに入門するのがいいでしょう。学校には、先生がいます。実際に自分でもトレードをやりながら教えている先生なら、立派な先人足りうるでしょう。

 

何かを習うときは、それに習熟した人に習うのが一番です。内容を学ぶだけなら一方通行でもいいと思います。動画でも本でもいいと思います。しかし、それだと教わっている自分を客観的に見ることができません。自分の悪いところを指摘してくれるのは、生身の先生だけです。自分の解釈が正しいかどうかは、教わるだけではわからないのです。

 

損切りラインの基本や実際の応用方法を知ったとしても、いざ自分で決めたときにそれが的確なのかどうか?それは未熟な自分では判断ができないのです。リアルな先生のいいところはそこです。

 

ただ、先生の欠点は案外なお金がかかることです。

 

信頼できるトレード手法というのは、極めて貴重なノウハウですから、それを伝授するには大きな対価が当然に必要です。お金以外に何か先生に提供できるものがあれば別ですが、そうでないならそれなりの金銭を犠牲にするしかないのです。

 

その金銭が大きいかどうかは人によるかとは思います。いろいろな実例はあるかと思いますが、20万円から100万円くらい・・・、ピンキリではありますが、かかると思って間違いありません。

 

お金がないというなら、動画や本といった教材に頼るしかありません。

トレード学校によっては、動画やテキストで学ばせて生徒の支払うコストを抑えようとするところもあるくらいです。

 

確かに、最近は質の高いものもあるとは聞きますが、やはり一方通行に変わりはありません。メールやスカイプで質問無制限というのもありますが、それも対面にははるか遠く適いません。

 

数万円程度にコストを抑えたものだと、まがい物も多くあります。しっかりしたトレード学校で教えている内容を、あたかも自分で開発したかのように喧伝して売っている会社もあるくらいです。現在はネット商売も非常に盛んでブログや評価サイトなどを使って販売促進に余念ない教材も多いです。それらのブログや評価を読んでみると、トレードなど少ししかやったことのない素人の方が書いていることがすぐにわかります。

 

一方で、証券会社や金融関係の専門家や先生が書いたものも、実際のトレードでは役に立ちません。こうした方々は、まず間違いなく自分でトレードなどやっていませんから。トレードにおける抽象的な考え方や心構えで役立つことはあっても、「信頼できるトレードルール(トレード手法)を知って、それをひたすら実行する」ことに役立つ情報は、おそらく持っていません。間違っても、具体的な損切りラインのルールなどは”ない”と思います。

 

投資教育の世界は、コマーシャリズムの固まりです。誰もかれもお金儲けがしたくて、この業界に入ってくるのです。まがい物があるのも仕方ありません。

 

ひとつの教材選択基準として、あまり販売促進にお金や労力を使っていないということが大切だと思います。正直に言って、毎日日中に行われるトレードを真剣に追及していたら、販促を検討する時間や労力が不足して然るべきなのですから。販促が多い、ネットであちこちに広告が出ているというのは、それだけトレード理論に労力がかけられていないと考えてよいと思います。

 

教材で重要なことは、具体的な仕掛けや仕切りの手法が解説してあることです。どこで損切りするのか、具体的な記述があることです。そこがあいまいではどうしようもありません。そして、教材に信頼性があると思ったなら、できれば著者に直接に何度も何度も質問することです。自分の考えを送って、その是非を判断してもらうことです。たとえば具体的な仕掛けや損切り、利確のラインを具体的に納得できるまで、何度でもしつこく訊いてみることです。そうした質問に真摯に答えてもらえないなら、信用できるとは思わないこと。

 

ちなみに、私はトレード学校に通って何人かの素敵な先生と出会いました。その成果はやはり絶大でした。今の私のトレード手法は、そのほとんどがその学校の教えを基本としています。もちろん、「損切り絶対」という考え方は私固有のものですが、学校に通うことで、私のトレードに対する考え方は180度変わりました。

 

それでも、本当にどうしたらいいかわからないなら、このサイトの無料メール相談にご相談ください。無料ですから、お教えできる限界はありますが、それでも必ず参考になる情報をお伝えできると思います。

 

 

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損切りと失敗は厳格に区別する。

仕掛けたトレードが損切りに終わると、「うまくいかなかった」とか「失敗した」というトレーダーがいます。

 

また、損切りになったトレードについて、「どこが悪かったのか納得できるまで反省しよう」と語っているトレードの先生もいます。

 

こういう姿勢は、勉強しているトレーダーには本当に迷惑です。百害あって一利なし。

 

どちらも、大前提として損切りは失敗であって良くないことだと捉えているからです。

 

損切り=失敗、損切り=良くないこと、と考えてしまうと、損切りへのマイナスイメージが生まれます。それはそのまま、損切りのすることへの躊躇になってしまいます。トレーダーは、損切りで終わるトレードなど絶対にしたくないと思ってしまうのです。

 

それはトレーダーにとって、とてつもなく大きな影響を与えてしまいます。

 

株価の変化に対しては、完全な予測というのはあり得ません。このことは、誰にだってわかるはずです。

 

必ず利益になるような仕掛けはあり得ません。このことだって、誰にでもわかるはずです。

 

どんなに全力を尽くして分析した仕掛けでも、それが損失で終わる可能性は常にあるのです。その場合、損失で終わった原因は、仕掛けにあるわけではなく、単に株価の動きがそうなったからというだけのこと。そこで株価の動きの原因を探っても、次に同じことなど起こるかどうかわからないのです。

 

どうして、その場面で仕掛けたのか?

という反省は、いつでもあり得ると思います。

 

でも、そこに理解できる根拠が見いだせたなら、結果が損切りで終わったとしても、「そういうこともある・・・」というだけです。それは、トレーダーの失敗ではないし、不可避の損切りです。「反省」など、まったく意味を成しません。

 

損切り自体は、悪いことではありません。失敗でも反省すべきものでもありません。むしろ逆です。

 

仕掛けの時に決めておいた損切りタイミングの通りに損切りをしたなら、そのトレードは成功なのです。

 

個々のトレードの成功は、利益になるか損失になるかという基準で考えてはいけません。決めた通りに実行したのかどうか、それが基準なのです。たとえ利益確定で終わっても、決めた通りのタイミングでなければ、そのトレードは失敗とするべきです。

 

反省すべきは、なぜ損切りになったのかではありません。

 

損切りであれ利益確定であれ、そのタイミングが正しかったのかどうか。振り返りの焦点はそこでしょう。それも、個々のトレードで判断すべきことではなく、一連のトレードを通じての自分の戦術、ルールについて振り返るべきでしょう。

 

トレードがうまくなりたいと思うなら、「決めたルールで利益確定し、損切りする」という成功トレードを繰り返し積み上げていくことです。一連のトレードでトタルプラスを継続するには、それしかありません。

 

では、往々にしてそれができないのはなぜなのか?

 

一度決めたのだから、あとは実行すればいいだけ。難しいことは何もないはずです。

 

でも・・・できない・・・。

 

理由は非常に単純で、「決めたルールに自信が持てないから」です。

 

どうにでも変わりうる相場の性質を前にして、自信が持てないルールで対応すれば、誰だってすぐにルールを変更してしまいます。「ルールではここで損切りだけど、また戻ってくるんじゃないか」とか、「今ここで利益を確定しておかないと、すぐに逆に行くんじゃないか」と思ってしまうわけです。

 

このルールでやっていれば、いろいろと浮き沈みはあっても最終的にはトータルプラスになるんだという信頼感。そういう自信が、ルール通りのトレードの実行には必要なのです。

 

これは一朝一夕に身につくものではありません。一定の勉強と、一定の実戦経験が必要です。そしてこの実戦経験が成功体験になったとき、ルールへの信頼が生まれるのです。

 

では、どうやって成功体験を積むのか?

 

そこは、次回書いていこうと思います。

下に挙げた参考記事などをつらつら読んでいただければ、それなりに見えてくるとは思いますが、新たな話も交えて改めて書きたいと思います。

 

 

参考記事

→ 「損切りへのいざない

→ 「損切りの誤解を解く

→ 「損切りの反省?

→ 「損切りの前提『はじめに』

 

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私の損切りプロフィール

管理人: 損切り珍介

2008年頃から株式投資を自己流で開始。2010年に専業を目指してサラリーマン人生に終止符。しかし、トレード本を読みまくるも、まず大損。自己流の限界を感じる。なけなしの金をはたいてトレード学校に通いまくり、仲間のトレーダーと交流しまくる。それでも、半年もたたぬ間に再び大損。そしてさらに、1年後に大損。もうどうしようもないと割り切ってから、なぜか少しづつ芽が出始め、この数年で完全復活し現在に至る。「損切りさえすれば専業も十分できる」を体現している。

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