ボリンジャーバンドの使いどころ。


ボリンジャーバンドは、25日移動平均線を中心にした値幅の範囲を示すラインで、移動平均線とともに非常によく使う指標の一つです。ですので使い方はもちろんですが、前提となる知識をまずは頭に入れておきましょう。

 

(知識1) 25日線が中央のラインとなる。

 

ボリンジャーバンドは、25日線を中央のラインとして上下2~3本のラインで構成されており、25日線の上に+1σライン、+2σライン、25日線の下に-1σライン、-2σラインが並びます。±2σラインの外側に±3σラインを置いた表示もありますが、実用的には±2σまでで良いと考えます。

 

(知識2) 値は約95%の確率で±2σラインの内側に入る。

 

値がボリンジャーバンドの±2σの外側に出る確率は約5%しかありません。+2σの上に出てしまうのが2.5%、-2σの下に出てしまうのが2.5%の確率だということになります。それだけボリンジャーバンドの外に出ることは少ないということです。

 

(知識3) バンドの幅が狭いときと広いときがある。

 

ボリンジャーバンドは、値動きに合わせて幅が収縮したり拡張したりします。値動きの幅が狭く持合い状態が続くと相対的に狭く収縮して行きます。そして、上昇でも下降でも値動きが大きかったりトレンドが出るようになれば幅が広がり拡張して行きます。

 

 

知識として頭に入れておくべきことはこれだけです。この前提のもとに、ボリンジャーバンドをトレードに使っていきます。使い方は、バンドの幅が広いときと狭いときとそれぞれに違います。

※幅が「狭い」「広い」というのは、あくまで相対的、主観的なもので、はっきりとした基準はありません。いろいろなチャートに接しながら、はっきりと「狭い」と言えるのがどんな時なのかを経験で学んでいくしかありません。でも、まあ、すぐにわかってくるとこと思います。

 

 

■幅が広いときの使い方

 

仕掛けについては、ボリンジャーバンドを使うわけではありません。仕掛けた後の利益確定の手仕舞いで使います。買い保持している場合は、値が+2σを抜けたらそろそろ上昇は終わりと考えて仕切ります。売り保持している場合は、値が-2σを割ったらそろそろ下降は終わりと考えて仕切ります。スイングであれば場中で判断せず、終値が±2σの外に出たら翌日朝に無条件で仕切るというルールです。右図では空売りの場合の仕切りを示しています。

 

■幅が狭いときの使い方

 

値動きにもよりますが、バンドの幅が相対的に狭くなっていると感じたらできるだけその収縮が行きつくところまで待ちます。そして、これ以上収縮せず各ラインが平行を保つようになったと見えたら、仕掛け準備です。値がボリンジャーバンドを飛び出したところで仕掛ければ、爆上げもしくは爆下げが開始される可能性が高まります。思惑通りに上昇、下降したならば、バンド内に値が戻ってきたところが仕切りのタイミングになります。スイングトレードであれば、終値でバンド内に値が戻った翌日朝に仕切りということになります。できれば、75日、25日、5日の移動平均線がすべてバンド内に位置しているときであれば爆上げ、爆下げの確率がなお高まります。

特に、究極まで持合いが続いてからの爆上げの形は、仕手系の銘柄でよく見られる形です。大きな利益が狙えるチャンスになりますのでよく覚えておいてください。

また、仕掛けは必ずしもボリンジャーバンドからの飛び出しでなくても構いません。ボリンジャーバンド内での高値や安値の更新を仕掛けのポイントにすることもあり得ますのでご留意を。

 

 

 

ボリンジャーバンドでの仕切りは、見た目もわかりやすいので理解しやすいと思います。しっかりと使っていきましょう。

 

■バンドウオークとは

 

上の右側の下降トレンドのときの図を見てください。ちょうど値が-2σラインに沿って下げていっているのがわかると思います。このように、値がボリンジャーバンドのあるラインに沿って動くことを「バンドウオーク」と呼んでいます。バンドウオークははっきりしたトレンドのときに出てくる現象です。これが出てきたら、かなり強いトレンドが出ていると判断して良いでしょう。特に仕掛けや仕切りに直接関係あることもありませんが、よく出てくるコトバなので、知っておくとよいと思います。

 

 

参考記事

→ 「その他の指標

 

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コメントは2件です

  1. 前田 より:

    エントリーは移動平均、ロウソク足 日、週、月のみを見てしております。
    25,75日線で上向きの際には、終値が線より上にあるのを見て次の日にエントリーなどをされてますでしょうか?それとも、逆指値で線の上において約定させられたりしてられますでしょうか?買いに関しては逆指値は使われてますでしょうか?損切りは逆指値だと思うのですが。ご教授よろしくお願い致します。

    • 損切り珍介 より:

      コメントありがとうございます。
      75日線をいったん抜けたローソク足を基準として、そのローソク足の高値抜けで
      仕掛けることはよくあります。
      その場合は、高値抜けの値で逆指値の買い注文を出しておきます。
      買いでも売りでも、スイングの時には基本的には逆指値で仕掛けます。
      デイトレの場合は、間に合わないこともあるので・・・
      板を見ながら指値で仕掛けることもあります。

      お答えになっているでしょうか?
      ご不明なら、再度お訊きくださいませ。

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管理人: 損切り珍介

2008年頃から株式投資を自己流で開始。2010年に専業を目指してサラリーマン人生に終止符。しかし、トレード本を読みまくるも、まず大損。自己流の限界を感じる。なけなしの金をはたいてトレード学校に通いまくり、仲間のトレーダーと交流しまくる。それでも、半年もたたぬ間に再び大損。そしてさらに、1年後に大損。もうどうしようもないと割り切ってから、なぜか少しづつ芽が出始め、この数年で完全復活し現在に至る。「損切りさえすれば専業も十分できる」を体現している。

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