日経平均を動かすもの。


今日の相場、昨夜のニューヨークダウ平均の大幅上昇を受けて、日本市場も大きく上昇しました。

 

日本のマーケットを見るとき、その大きな流れは日経平均で判断します。日本株をやる人が、みな日経平均を参考にして相場を判断しているからです。理論的にはTOPIXの方が日本のマーケットをよく表しているように思いますが、代表企業225社の株価の平均である日経平均のほうが重要視されているので、それが基準になるのです。

 

日経平均は225社の株価の平均ですから、自立して動くように思いますが、そうではありません。相場の大きな流れを作る日経平均も、225社の株価から直接の影響を受けるほか、いろいろなものの影響を間接的に受けて動いています。

 

■日経平均先物(ラージ/ミニ)

 

日経平均に一番大きな影響を与えるのは、日経平均先物(ラージ、ミニ)です。これは本末転倒のように感じますが、場中でチャートを見ていると先物に連動して日経平均が動くのがよくわかります。ですので、デイトレーダーにとっては日経平均よりも先物の動きのほうがより指標としては重要になります。私も、デイトレードのときには、日経先物の分足チャートを常に見られるようにしています。また、日経平均よりも先物のほうが取引時間が長く、昼の休憩もありません。先物を見ていれば、前場、後場の寄り付き価格は大体わかります。

 

■ニューヨークダウ平均

 

世界の中の日本という視野で見れば、日経平均もニューヨークダウ平均の影響は強く受けています。ニューヨークは世界経済の中心です。ですから、ニューヨークダウ平均の動きは自律的に相場を作っていると考えて間違いありません。しかし、日経平均は自律的ではありません。程度の差はあれ常にニューヨークの動向に影響を受けています。日経平均は、日本市場の大きな流れを作っているのですが、その日経平均も、ニューヨークダウ平均というさらに大きな流れの中にあるのです。

 

ニューヨークダウ平均の日足チャートには滅多にギャップは現れません。ローソク足は常に日が変わっても連続しているのが普通です。これはつまり、ニューヨークダウが動いていない時(相場がやっていない時間)に起きたことに影響されないということです。しかし、日経平均の日足チャートは、毎日ギャップだらけです。それは、ニューヨークダウの動向に左右されるからです。

 

日経平均の数値は、ニューヨークの数値が上がれば連動して上がるが普通なのです。ただ、ニューヨークの開場時間に東京市場は開いていませんので、東京市場はニューヨークダウ平均の様子によって、その寄り値が左右されるのです。

 

また、ニューヨーク市場も米国の祝日は休場日になりますので注意してください。時間も、夏時間と冬時間がありますので、戸惑わないようにしましょう。

 

■CME日経平均先物

 

日経平均の寄り付きの値の想定という意味では、ニューヨークダウ平均よりもシカゴのCME日経平均先物の値のほうが、より直接的に参考になります。日経平均の寄り値は、ほぼCME日経先物の終値と同じです。それならニューヨークダウは見なくていいじゃないかと思うかもしれませんが、世界の一番大きな指標を知っておくことで、今日明日の短期だけでなく中長期も含めた流れがわかります。ですので、ニューヨークダウ平均のチャートでおおまかな世界相場の流れを確認した上で、CMEでの寄り値の推定をしたいです。ちなみに、CME日経先物には、ドル建てと円建てがあります。大きく変わりはないですが、円建てのほうを参考にした方がいいかと思います。

 

■ドル円為替

 

ニューヨークダウ平均が上昇する、それは米国経済にとってはプラスになります。ということで、ドルの価値が高まります。そして、相対的に円が安くなります。通常の状況では、円安は日本経済に好影響となりますので、日経平均が上昇するということになります。為替と日経平均は、このように連動します。為替が特に強い指標性を発揮するのは、ニューヨークダウと日経平均が連動していない時です。場中の分足チャートなどは、形がほぼ一緒になるようなときもあります。

 

 

日経平均の寄付き前は、毎日必ず、ニューヨークダウ平均CME、日経先物、ドル円為替を見ておきましょう。

 

 

参考記事
→ 「日経平均

 

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2008年頃から株式投資を自己流で開始。2010年に専業を目指してサラリーマン人生に終止符。しかし、トレード本を読みまくるも、まず大損。自己流の限界を感じる。なけなしの金をはたいてトレード学校に通いまくり、仲間のトレーダーと交流しまくる。それでも、半年もたたぬ間に再び大損。そしてさらに、1年後に大損。もうどうしようもないと割り切ってから、なぜか少しづつ芽が出始め、この数年で完全復活し現在に至る。「損切りさえすれば専業も十分できる」を体現している。

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