塩漬け株はどうする


塩漬け株は負けトレードの結果

 

トレードを少し長くやっている人は、お金を持っている人ほど、なんだかんだと「塩漬け株」に悩まされているものです。私の周りのトレーダーにも、数多くいます。

 

塩漬け株は損切りの失敗から生まれます。
もともと、塩漬けになることを覚悟したうえで仕掛けているならともかく、そうでない限りは「あのとき損切りしておけば・・・」の結果が塩漬け株になってしまいます。
塩漬け株を作らないためにこそ、損切りはきちんとやらなくてはならないものなのです。
そういう意味で、損切りできずに作ってしまった塩漬け株には、それを救う対策がありません。

塩漬け株こそ、負けトレードの結果そのものです。

 

予定されたラインでの損切りは、負けではありません。

損切りできないことが負けなのです。

 

 

塩漬け株を持つと・・・

 

塩漬け株は、その分の資金を拘束します。それが資金のすべてであれば、塩漬け株を精算しないとほかのトレードができません。

 

また、塩漬け株の含み損が大きいと、別のトレードでいくらプラスを積み上げても、トータルでプラスにはしにくくなります。

 

そして、もっともっと大事なことは、今まさに塩漬け株を持っているというトレーダーとしてのあり方が、仮に資金があったとしても第二、第三の塩漬けを安易に生んでしまうことにつながるのです。

 

塩漬け株を持っているということは、そのことだけでトレーダーとしては失格です。

株投資の資金が余裕資金であってゼロになっても構わないという大金持ち投資家ならともかく、トレードをなにがしかの生きる糧にしてやっていくには無理があると言わざるを得ません。

 

 

塩漬け株をどうするか

 

ただ、そう書いてしまえば元も子もありません。

 

もし、今、現実に塩漬け株を持っているとしたらどう対処したらいいのか?

 

取りうる方策はそうそう多くはありません。

 

損切りできずにいるその塩漬け株を、忘れることができますか?
今から2年間、塩漬け株ことを忘れられるなら、なにもせずに放っておきましょう。
それはそれで、ひとつのあり得る方策です。

 

しかし、放っておけるような境遇の人はこのサイトを見てはいないと思います。

放っておけないから、困っているのだと思います。

 

放っておけないなら、なんらかの仕切りを入れるしかありません。

まずは現在時点での塩漬け銘柄のチャートを、冷静にできるだけ客観的に分析してみてください。

 

そのテクニカル分析の上で「将来的に上昇する可能性が高い」(買いの塩漬けの場合)と自分で納得できるなら、すぐに損切りした方がいいです。そして、再度その銘柄を、同じ価格・同じ株数で「買い」仕掛けてみてください。

 

できますでしょうか?

 

上昇すると思うなら損切り・・・とは、おかしなことを書いているように思うかもしれませんが、納得できるテクニカル分析とはそういうものです。

 

買い直しというのは、結局のところ持ち続けるのと同じことです。

でも、それができないなら・・・なぜできないのか?

「上昇する可能性が高い」ということに自信がないか、あるいは新たに買うなら別の銘柄がいいと思うからにほかなりません。

だとしたら、その株を保持し続ける価値はないのです。

 

ならば、やっぱり目をつぶって損切りです。

 

それでも、明日の朝一で全部仕切る覚悟ができないというなら、せめて最後のラインを決めてください。
「○○○円になったら、もう絶対に損切りする・・・」と。
このラインは、今の価格より下に設定します。

 

これが最後の方策です。

 

そのためには、今のポジションから考えられる、客観的な未来シナリオを死にもの狂いで描いてください。今の日経平均の状況、銘柄のチャートから、その銘柄の可能性を精一杯探ってください。そして、その可能性の中で最後の損切りラインを真剣に考えてください。

 

考えた末に、最後のラインを決められないというなら、とにかく明日朝、目をつぶって仕切ることです。

 

できることは、それですべてです。

 

 

塩漬け株でトレード人生をダメにするな

 

確定しようがしまいが、含み損もれっきとした損であることに変わりはありません。
トレード失敗の含み損を抱えたままのトレード人生は現実逃避のトレード人生です。

 

目の前の現実を曇らせ、現実を見ないように遠ざけておきながら、来もしない未来を期待する・・・、それが塩漬けの実態です。

 

「明日になれば・・・。」「来月になれば・・・。」

 

目の前のチャートを正しく見ずして、何のためのトレード人生なのか?

トレード人生をなめてはいけません。

 

トレードは、1回1回の独立した利益・損益でその成功を測るものではありません。一定期間でのトータルの利益で測るものです。
でも、損切りの失敗があると、1回だけのその大きな損失に、トレードすべてを支配されてしまいます。
その取引だけが例外になってしまうのです。

損切りに例外はありません。例外を作ってはいけません。

 

もし、それでも何かわからないことがあれば、このサイトの「損切り相談」でお知らせください。

どこに聞いても結論は同じかもしれませんが、納得できるまで動いてみることは大切なことですから。

 

 

参考記事

→「塩漬けを作りやすい下降相場の入り口。


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管理人: 損切り珍介

2008年頃から株式投資を自己流で開始。2010年に専業を目指してサラリーマン人生に終止符。しかし、トレード本を読みまくるも、まず大損。自己流の限界を感じる。なけなしの金をはたいてトレード学校に通いまくり、仲間のトレーダーと交流しまくる。それでも、半年もたたぬ間に再び大損。そしてさらに、1年後に大損。もうどうしようもないと割り切ってから、なぜか少しづつ芽が出始め、この数年で完全復活し現在に至る。「損切りさえすれば専業も十分できる」を体現している。

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