損切り貧乏でOK


損切り貧乏はそれほど悪くない

 

トレーダーの中で「損切り貧乏」で困っているという例をよく聞きます。
私がやっているブログでも、たくさんの方から損切り貧乏という言葉を聞きます。

 

結論からいえば、損切り貧乏大いに結構・・・です。

 

もちろん、永遠に今のままでは駄目ですが、ある程度はできるようになった自分のトレードを見直す絶好機です。

 

損切り貧乏の窮状を訴えるトレーダーに共通するのは、自分なりのルールにのっとってきちんと損切りはしているということです。自分が決めた損切りタイミングを外して損切りに失敗し、大きな損失をこうむった場合、それを損切り貧乏とは言わないのです。自分なりにはきちんとやっているのに利益が出ないから損切り貧乏と言っているのです。

 

もう一つの共通点は、損切りになるトレードが回数的に多いということです。損切り回数が少ないのに貧乏になるのは、損切りの失敗です。そうではなくて、コツコツと損切りを何度も繰り返し、その結果大きな損失になっているというのが損切り貧乏です。

 

この二つの共通点を通じてわかることは、トレード現場での最優先事項である損失リスクの管理について、やろうとする意志もあるし実際にやっているということです。であれば、憂うべきということでもありません。トレーダーとしてまずは合格ではないでしょうか。損切り貧乏は、根本的には何も悪いことではありませんし、悩むことではありません。むしろ、相場から撤退するほどの痛手をこうむっていないだけ、正しい方向に向いていると思います。

 

 

損切り貧乏はテクニカル分析が救う

 

損切り貧乏の裏には「この世界の先達が口をそろえて損切りは大事だというから、目をつぶって損切りしているんだが、どうもその損切りのおかげで儲かっていないように感じているのだ。」という損切りへの不満があるように思います。儲かっていない理由を正しい損切りのせいにしているとすれば、これは非常に由々しき誤解です。

 

自分が損切り貧乏になっていると感じたら、まず毎度のトレードで正しい損切りができているかどうかは検証する必要があります。自分のトレード計画通りの損切りを繰り返しているのか、それともそうではないのか。この際、テクニカルとして正しいかどうかということより、まずは、自分の計画通りにやっているかどうかです。それができた上での損切り貧乏なら、トレーダーとしては及第点だと思います。

 

その前提の上で、損切り貧乏の類型について少し細かく見ていきます。

①仕掛けの大部分が損切りになってしまい、トータルマイナスになる。
②仕掛けが利益になることも多いが、損切りの合計額が大きくトータルマイナスかトントンになる。
③トータルプラスではあるが、損切りも多く無駄に利益を減らしているように感じる。

 

③は参考までに挙げました。こういうのは正しくは損切り貧乏とも言わないのではないでしょうか。ただ、自分で自分を損切り貧乏と称する人には③のタイプも多くいます。こういう人はトータルプラスというトレーダーとして素晴らしいことをすでにやっているわけです。トータルプラスの仕組みを持っているわけです。まずはそのことを大事にしてトレードを重ねていけばいいと思います。トータルプラスというのは継続するのは結構難しいことです。それができるのであれば、利益が少ないというのは高望みしすぎです。

 

①のトレーダーは、損切り云々の前に、仕掛けのトレード計画がテクニカルの視点からは間違っているのだと思います。どんなテクニカル指標に基づいてトレードしているのか、あるいは、テクニカルとは関係なくトレードしているのか、振り返ってみることです。そして、何でもかんでも仕掛けるのではなくテクニカルに根拠が見いだせるような仕掛けをするよう心掛けてください。また、このタイプの方のトレードでは、トレンドが出ていない持合いの時に仕掛けていることが多かったりもします。持合いの時は、ブレイクがブレイクとして起こらずダマシとして出てきます。持合いは、スイングトレードでもデイトレードでも個人トレーダーにとっては地獄のようなものです。仕掛けると損切りばかりになります。持合い時の仕掛けが増えれば損切り貧乏になってしまうことが多いでしょう。

 

②の場合は、仕切りの計画に難があります。利益確定の仕方がまずくて利益を伸ばせないでいるのか、もしくは損切りタイミングの設定の仕方がまずいかです。トレード計画は正しくできているからこそ利益になる確率も出てきているのに、実際には利益が少ないとしたら、利益は大きく損失は小さくというのを意識しすぎて、かえって逆になっているかも知れません。損失はできるだけ早く確定し、利益はできるだけ長く引き伸ばして確定するというトレードに成長させていきたいものです。それを、単にメンタルの問題にしてはいけません。詰めていくのはテクニカルの部分の勉強です。

 

いずれにしても、損切り貧乏はテクニカルに対するある程度の理解があり自分でトレード計画を作れるからこそ生じる問題です。そして、自分の作ったトレード計画を実行するからこそコツコツと損切りが繰り返されるわけです。

 

損切り貧乏はトレーダーとしての成長途上の証明です。決して卑下することなく、正しいトレードを理解するという方向に向けて努力したらいいと思います。

 

正しく仕掛けていますか?
正しく損切りしていますか?
正しい利益確定をしていますか?
そして最後に、持合いの時に無理して仕掛けていませんか?

 

見直してみてください。

 

 

参考記事

→「持ち合い相場の攻め方。


ブログランキング     (元気の素です)

皆様の1日1回のクリックが書き続ける元気の素になります。

人気ブログランキングへ
※2回以上クリックしても1回と同じです。

テクニカル分析はこの1冊 (本代無料)

相場の大原則と、チャートの分析。
株、FXを通じて日本最良の解説本が、送料550円のみでもらえます。

相場から利益を上げる22の技術

(クリックで詳細ページへ)

損切りに関する無料メール相談

悩んだり困ったりしたら、とことん考えると同時に、人の力を借りるのも役に立つものです。近くに適当な人がいなければご活用ください。「すっきり解決!」することもありますよ!
損切り相談 

私の損切りプロフィール

管理人: 損切り珍介

2008年頃から株式投資を自己流で開始。2010年に専業を目指してサラリーマン人生に終止符。しかし、トレード本を読みまくるも、まず大損。自己流の限界を感じる。なけなしの金をはたいてトレード学校に通いまくり、仲間のトレーダーと交流しまくる。それでも、半年もたたぬ間に再び大損。そしてさらに、1年後に大損。もうどうしようもないと割り切ってから、なぜか少しづつ芽が出始め、この数年で完全復活し現在に至る。「損切りさえすれば専業も十分できる」を体現している。

運営ブログ
「損切りこそトレード人生」

トップ記事のカテゴリー

ページの先頭へ