ビジネスとしての損切り。


トレードは、少なくとも私にとってはビジネスです。ビジネスとして考えているので、決して私生活の価値観などは持ち込まないようにしています。

 

ビジネスで一番大切なのはお金が儲かるかどうかです。儲かるといっても、ただトータルプラスであればいいということではありません。自分が最低限満足するほどに儲かるかどうかです。もちろん、入門していきなりは無理な話。勉強を続ける途上では、まず目指すのはトータルプラスで十分だと思います。しかし、トレーダーとしての最終到達目標はそこではありません。トータルプラスが最後の目標では、ゲームがボランティアになってしまいます。

 

それでもいいという立場もあるでしょうが、ビジネスであるからには、利益や損失に対して冷徹でなければなりません。どんなに、好きな会社の株でも、儲からないなら買えません。利益への期待以外のものを銘柄に抱いたらダメになります。ビジネスは競争の世界です。弱肉強食がよしとされる世界です。甘さがあれば誰かが必ず付け込んできます。ひとつの成功に甘んじていれば、すぐにライバルが襲ってくるのがビジネスです。

 

仕掛けも仕切りも、そういう本気のビジネス意識がないとできません。自分の全身全霊を込める程度の気概がなければ、必ずやられてしまうというものです。トレードはトータルで考えるものですから、1ティックの違いを重んじないと大きな差が付きます。1ティックの違いというのは、1回のトレードでも仕掛けと仕切りで2回ほど生じる隙があります。2回とも1ティック違いで損すると、30回のトレードでは最大60ティックも違ってしまいます。どんなに大きな利益確定だろうと、1ティックを軽んじてはいけません。損切りであればなおさらです。ビジネスなのですから当然のことです。

 

冷酷無比なビジネスであればこそ、損切りはリスク管理として最も重視されなくてはなりません。甘い期待や根拠ない情熱だけでは動いてはいけません。トレード計画はビジネスプランと同じです。それを守らないで退場に追い込まれたら、どうなりますか?普通の会社ならクビが降格です。「どうしてもプランが守れず、損切りができない。」なんて言う余地がありますでしょうか?

 

ビジネス意識の低いトレーダーだと、損切りや利益確定の時に、ついつい臨機応変という言葉を持ち出して、急に自分の感性を正当化します。自分で自分の弱さを誤魔化してしまいます。ビジネス意識はメンタルの問題ではありません。単に全身全霊を込めるかどうかの問題です。トレードであるからには、いつでも真剣勝負なのです。「もっと肩の力を抜いて・・・」と言われるくらいに愚直になることが必要なんです。

 

トレードは、特に一人でやることなので、どうしても甘えが出てきてしまいがちです。せっかく一人でやっているのだから自由にやりたいという意識が、ビジネスの意識を遠ざけてしまうようです。また、世間のトレード教材の宣伝では、あたかも簡単であるかのように謳っていることもその一因でしょう。

 

でも、お金を儲けようと思うなら、どんなことでも普段のプライベートの生活とは違う意識が必要だと思います。極めて当たり前のことです。トレードだけは別だなんて、決して思わないようにしましょう。

 

←クリック頂くと、書き続ける元気の素になります。


この記事に関連する記事一覧

コメントフォーム

名前

メールアドレス

URL

コメント

トラックバックURL: 
テクニカル分析はこの1冊 (本代無料で損切りがわかる)

相場の大原則と、チャートの分析。
株、FXを通じて日本最良の解説本が、送料550円のみでもらえます。

相場から利益を上げる22の技術

(クリックで詳細ページへ)

損切りに関する無料メール相談

悩んだり困ったりしたら、とことん考えると同時に、人の力を借りるのも役に立つものです。近くに適当な人がいなければご活用ください。「すっきり解決!」することもありますよ!
損切り相談 

私の損切りプロフィール

管理人: 損切り珍介

2008年頃から株式投資を自己流で開始。2010年に専業を目指してサラリーマン人生に終止符。しかし、トレード本を読みまくるも、まず大損。自己流の限界を感じる。なけなしの金をはたいてトレード学校に通いまくり、仲間のトレーダーと交流しまくる。それでも、半年もたたぬ間に再び大損。そしてさらに、1年後に大損。もうどうしようもないと割り切ってから、なぜか少しづつ芽が出始め、この数年で完全復活し現在に至る。「損切りさえすれば専業も十分できる」を体現している。

運営ブログ
「損切りこそトレード人生」

トップ記事のカテゴリー
ブログランキング     (元気の素です)

皆様の1日1回のクリックが書き続ける元気の素になります。

人気ブログランキングへ
※2回以上クリックしても1回と同じです。

ページの先頭へ