損切りばかりが続くなら。


トレードを学んで、仕掛けも分かるようになった。損切りについても正しくできるようになった。でも、仕掛けるたびに損切りばかりだと悩んでいる人がいます。私の肌感覚では結構多いと思います。どこかで”損切り貧乏”なるコトバを知って、自分の悩みをそのコトバで説明する人が多いのです。

 

せかっくトレードを正しく学んでも損切りばかりではモチベーションが落ちていくこともあります。正しい損切りをひたすら繰り返すのは間違ったことではありません。一度でも正しい損切りを怠ればそれは破滅につながる道ですから、正しい損切りを止めるわけにはいきません。それでも、損切りばかりが続けば「いったい自分のやり方は本当に正しいのだろうか?」と考えてしまうでしょう。

 

テクニカル分析の究極の姿は、そのテクニカルを信頼してトレードに適用できるかどうかです。自分の決めた仕掛けポイントを信頼できるか。自分が決めた損切りラインを本当に正しいと思えるか。自分がやっていることを正しいこととして、いつも貫けるかどうかがトレード成功のカギなのです。そこに不安が生まれてしまうと、正しい損切りを続けるモチベーションが下がってしまいます。そして、学んだことはうやむやになり、やがて相場から退場ということになってしまいます。

 

そんなことにならないためにも、損切りばかりが続いていると感じたら、個々のトレードにおいて以下のような検証を行ってみましょう。

 

①相場判断は正しかったか?

まずは、仕掛けの前提として全体相場の方向を把握していたか。買いだとしたら日経平均が上昇相場、空売りなら日経平均が下降相場になっていたか。あるいは、日経平均は逆の相場状況だったり、持ち合い相場だったのか。特に、トレンドが出ていない持ち合い相場の時には、仕掛けても損切りになる確率が高くなります。

 

②チャート選択(銘柄選択)は的確だったか?

①とダブる部分もあるが、仕掛けた銘柄の相場状況と日経平均の相場状況は連動していたか。日経平均が下降相場なのに買いの銘柄を仕掛けたりしていないか。仮に全体相場と反対の方向に仕掛けたとしたら、その銘柄の選択に根拠はあったのか。

 

➂仕掛けのラインは正しかったか?

仕掛けラインの根拠は何だったか(なぜそのラインか)。その根拠は正しいか。計画通りに仕掛けたか。

 

④損切り(仕切り)のラインは正しかったか?
事前に損切りラインを決めていたか。損切りラインの根拠は何だったか(なぜそのラインか)。その根拠は正しいか、計画通りに損切りしたか。

 

トレードの結果が損切りになることは、別に悪いことでも何でもありません。そのこと自体で反省する必要性はありません。特にトレードを始めて間もないのであれば、まずは自分が納得した損切りラインでしっかり切れることこそ大切なスキルです。

 

しかし、その時の仕掛けが正しかったのかどうかはいったん検証しておいてしかるべきです。仕掛けは正しかったのに損切りになったのだとすれば、そこに間違いはありません。ただ単に相場が思い通りに行かなかっただけのことであり、まあよくあることなんです。ただ、仕掛けが間違っていたとするなら、そのことで損切りになる確率は高くなってしまうので正しておく必要があります。その、仕掛けを正すための検証が上の①から④なのです。

 

中でも、見落としがちなのが①です。銘柄の値動きにとっては外的要因となる全体相場(日経平均)の判断が的確でなければ、どんな仕掛けも効果は半減。また、持ち合い相場はトレンドフォロー(順張り)の手法にとっては損切り地獄になることがありますので要注意です。

 

もともと、この①~④はトレードを計画し実施するにあたって必ず考えなくてはならない過程を整理したものです。ここで初めて知った人は、今後のトレードでは意識して考えるようにして欲しいと思いますし、それがトレードの検証にも使えるものであることをお知らせしたいと思います。

 

トレードの手法にはいろいろなものがあります。私が信じている手法も、その中のほんの一部にすぎません。ですので、ここで書いたことがあらゆるトレーダーに通用するかどうかはわかりませんが、正しい仕掛けをしているのに損切りばかりになってしまう人には参考になるのではないかと思います。

 

 

参考記事

→ 「心にしみるテクニカル はじめに

→ 「損切り貧乏でOK

 

←クリック頂くと、書き続ける元気の素になります。


この記事に関連する記事一覧

コメントフォーム

名前

メールアドレス

URL

コメント

トラックバックURL: 
テクニカル分析はこの1冊 (本代無料で損切りがわかる)

相場の大原則と、チャートの分析。
株、FXを通じて日本最良の解説本が、送料550円のみでもらえます。

相場から利益を上げる22の技術

(クリックで詳細ページへ)

損切りに関する無料メール相談

悩んだり困ったりしたら、とことん考えると同時に、人の力を借りるのも役に立つものです。近くに適当な人がいなければご活用ください。「すっきり解決!」することもありますよ!
損切り相談 

私の損切りプロフィール

管理人: 損切り珍介

2008年頃から株式投資を自己流で開始。2010年に専業を目指してサラリーマン人生に終止符。しかし、トレード本を読みまくるも、まず大損。自己流の限界を感じる。なけなしの金をはたいてトレード学校に通いまくり、仲間のトレーダーと交流しまくる。それでも、半年もたたぬ間に再び大損。そしてさらに、1年後に大損。もうどうしようもないと割り切ってから、なぜか少しづつ芽が出始め、この数年で完全復活し現在に至る。「損切りさえすれば専業も十分できる」を体現している。

運営ブログ
「損切りこそトレード人生」

トップ記事のカテゴリー
ブログランキング     (元気の素です)

皆様の1日1回のクリックが書き続ける元気の素になります。

人気ブログランキングへ
※2回以上クリックしても1回と同じです。

ページの先頭へ