高値抜け・安値割れ


高値・安値が売買ポイント

 

ダウ理論でわかったことは、上昇、下降、持ち合いの相場判断は、ローソク足で短期の局面、チャート波動で中長期の局面を捉えます。これを実際のトレードでどう活かすのか。

 

ものすごく簡単にいうと、「前日の高値を抜けたら買い、前日の安値を割ったら売り」、です。日足チャートを基本に見ていくスイングトレードの仕掛けと仕切りの基本はこれです。

 

スイングトレードは仕掛けたその日は仕掛けだけです。よほどの状況ならば別ですが、基本的にその日中に仕切るということはしません。ですので、昨日の高値を抜けて今日買ったとすると、明日、今日の安値を割ったら売り(損切り)です。割らずに行くならそのまま保持です。そして、毎日、前日の安値を仕切りのラインにして保持を続けていきます。「前日の安値」が買った値より高くなれば利益になるわけです。あまりにおおざっぱですが、この売買手法は非常に基本的なものなので知っておいてください。

 

この基本的な売買手法をどんな時に使うのか。誰でも大きく儲かりそうな時に使いたいと考えるでしょうけれども、それがどんな時なのかチャートを見て考えていきましょう。まずは、仕掛けたい銘柄などの日足チャートを3~4か月分表示してみましょう。そして、基本動作として75日線とチャート波動を確認します。

 

75日線が上向きになっていて株価が75日線より上で動いているような銘柄は、今上昇相場にあります。そして、さらにチャート波動が上昇になっていれば、その銘柄を買うことは非常に理にかなったものになります。ただ、考えておくべきことは、今現在チャート波動のどの位置にいるのかということ。

 

チャート波動が上昇であっても、今まさに高値に向かって山を作ろうとしている位置なのか、それとも高値を過ぎて谷を作りに下げている位置なのか。上昇波動ではあっても、上昇トレンドなのか下降トレンドなのかによって買いやすさは変わってくるでしょう。買うならばできるだけ効率のいい位置で買いたいですから、下降トレンドのときより上昇トレンドのときがいいに決まっています。

 

さらにいうなら、上昇波動の上昇トレンドの中でも、高値に近付きつつある位置よりは、安値の谷を通り過ぎてまさに上昇トレンド始まる位置で買いを仕掛けたほうが効率がよく有利になると思いませんか?一番いいのは、上昇波動の下降トレンドが上昇トレンドに変わった瞬間のポイントを捉えることです。これが、トレード用語でよく言われる「トレンド転換」のポイントです。(厳密な「トレンド転換」という用語の意味は違いますがここでは気にしません。)

 

ローソク足の局面での下降が続くとそれが下降トレンドになります。同じように、ローソク足の局面での上昇が続けばそれは上昇トレンドになります。下降トレンドから上昇トレンドへのトレンド転換は、これまでずっとローソク足の下降が続いていたのに、ある日上昇のローソク足が出たというときです。そこから上昇トレンドになる可能性が出てきたということです。だから、そこを買いのポイントとすれば一番儲かる可能性が高いということになるのです。

 

ただし・・・

「ある日上昇のローソク足が出た」と書きましたが、そのこと自体は「ある日」が終わってみないとわからないことです。いったん前日の高値を更新して上昇のローソク足になったとしても、その後下げて前日の安値も更新するかもしれません。そうすると、その日のローソク足は上昇ではなく持ち合いということになります。ローソク足の上下の判断は、一日の相場が終わってローソク足が確定した状態でないとできません。だから、実際の相場での仕掛けのポイントは、ローソク足の上昇が確定した翌日ということになるのです。正確には、トレンド転換した前日のローソク足の高値を抜けたら買い、となります。ご注意いただくといいと思います。

 

それともう一つ、上の話の中で書かずに来たこと。上昇の時の買い仕掛けにあたっての大前提を忘れてはいけません・・・。そう・・・日経平均です。説明の都合上、個別チャートの中での話をしてきましたが、買い仕掛けであれば、そもそも日経平均という大きな河が上昇の方向に流れているということが大切です。思い起こしていただけたでしょうか。

 

トレンドフォローのトレードは「上がるだろう」という予測だけでは仕掛けません。「上がった」という客観的事実に基づいて仕掛けます。そして、その客観的事実というのが、まずは相場判断としての日経平均の状況により示され、個別には大きな視点から75日線やチャート波動によって示され、最後に直接的仕掛けポイントとしてローソク足で示されるのです。

 

これが、テクニカル分析の大事なところです。よくよく身につけていただきたい考え方です。


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管理人: 損切り珍介

2008年頃から株式投資を自己流で開始。2010年に専業を目指してサラリーマン人生に終止符。しかし、トレード本を読みまくるも、まず大損。自己流の限界を感じる。なけなしの金をはたいてトレード学校に通いまくり、仲間のトレーダーと交流しまくる。それでも、半年もたたぬ間に再び大損。そしてさらに、1年後に大損。もうどうしようもないと割り切ってから、なぜか少しづつ芽が出始め、この数年で完全復活し現在に至る。「損切りさえすれば専業も十分できる」を体現している。

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