75日移動平均線


75日線で相場の方向をつかむ

 

テクニカル分析のベースになるのは日足チャート。それで、まず何を見ましょうか?

 

チャート上には1日1本のローソク足がずらーっと並んでいます。そこに、移動平均線を表示しましょう。移動平均線はローソク足の終値を足しあげて平均したものです。たとえば75日移動平均線は75日間の終値の平均値がつなぎ合わされたものです。この移動平均線を表示して見ることにで、今後の値の大体の方向がつかめます。上に向かうのか、下に向かうのか、横ばいのまま進むのか。

 

私が日足チャートに表示させて見ている移動平均線は3つ。

・75日移動平均線

・25日移動平均線

・5日移動平均線

この3本で十分です。たまに200日移動平均線を見たくなることがありますが通常は表示がなくてもどうにかなるものです。

 

75日移動平均線(75日線)

 

この中でも、最も重要な指標となるのが75日線です。75日ですから約3~4カ月における平均株価を示すことになります。どうしてもの場合は、この線だけでもチャートに表示しておくべき線です。

 

●75日線の状況によって、相場の判断ができます。

日足のチャートを見たときに最初に確認すること。現在の値が、この75日線の上にあるのか下にあるのか、そして75日線が上向きなのか、下向きなのか。これが基本確認動作です。

75日線が上向きで、株価が75日線の上で推移しているなら、今その銘柄は上昇相場の中にある、と明確に言えます。75日線が下向きで、株価が75日線の下で推移しているなら、下降相場の中にあるということです。ちなみに、上昇相場とはその銘柄の全体的な傾向が上昇のトレンドにあることをいい、下降相場とは下降のトレンドにあることをいいます。

 

●75日線はテクニカル分析上の支持線・抵抗線になります。

日経平均でもいいし、種々の個別銘柄でもいいので日足チャートを眺めると、多くの局面で75日線が上昇や下降の転換点になっていることがわかると思います。

たとえば、下向きの75日線の下で推移していた株価が上昇して75日線に到達すると、75日線が抵抗線となって株価は下がり始めます。逆に上向き75日線の上で推移していた株価が下降して75日線まで下りてくると、75日線が支持線となって株価は上がり始めます。75日線が支持線・抵抗線になることで、株価の転換点になることが多いのです。(もちろん100%ではありません。例外はたくさんあります。)

 

繰り返しになりますが、75日線はチャート上で最も重要な指標です。75日線とローソク足を見るだけで相場の状況はわかります。このことは、本屋で手に入るトレードの参考書や数あるトレードセミナーでも、おそらくあまり書かれたり語られたりすることがありません。それがなぜなのか、私にはよくわかりません。知っていて黙っているのか、知らないのか・・・。

 

私は、75日線の存在とそれを表示したチャートを見たとき、目からウロコが落ちた様な思いをして非常に衝撃を受けました。なんでこんな重要なことがどこにも書いてなかったのだろうと疑問に思いました。その疑問は今でも変わりません。

 

参考記事 → 「75日移動平均線からの仕掛け。

 

25日移動平均線(25日線)

 

25日移動平均線は、参考書等を見ると日足チャートでは、なぜか一番語られることが多い線のようです。トレーダーにとっては最もポピュラーなチャート上のラインかもしれません。ボリンジャーバンドの中でも中央に位置するラインなので、株価が動く想定範囲の中心だというわけです。

 

75日線ほどの強い指標性はありません。ただ75日線よりは短期の線なので、当然のごとくローソク足に絡む確率はより高くなり、仕掛けや仕切りに重要な指標となります。相場の展開の中で、よく株価が75日線を大きく離れて推移するときがあります。そんなときは、株価は25日線のほうをより強く意識して動くことが多いです。また、いろいろなチャートを見ていると銘柄によっては75日線ではなく25日線のほうを強く意識しているものも見つかります。

 

全体的には、75日線の位置や方向をまずは重視し、25日線と株価が接近した場合には、特に注意して確認するというイメージでいいと思います。

 

参考記事 → 「25日移動平均線からの仕掛け。

 

5日移動平均線(5日線)

 

5日線は日足チャートの中でも一番に短期的なラインです。いつもローソク足に絡んできます。それほど強い影響を株価に与えるラインではないものの、「その日限り」でやはり支持線になり抵抗線になることはあります。
たとえば、今日これから買い仕掛けようとする株価の上に5日線があったら、とりあえずの抵抗線になりそうでちょっと嫌な気がします。そのときの5日線が下向きだったりすれば、仕掛けを待って様子を見たくもなります。そういう意味では、5日線も売買に影響を与えるラインです。
ローソク足に一番近いラインなので、仕掛けたポイントに一番近い支持線や抵抗線になってきます。短い期間を想定したトレードであれば損切りや利益確定のラインとして機能することになります。

 

 

私は、日足チャートに表示したこの3つの移動平均線を基本にしてトレードします。

 

①まずは75日線で大きな株価の方向を分析確認します。

②25日線や5日線と株価の位置関係からそれらが支持線、抵抗線になる可能性を検討します。

③それらを総合して仕掛けのタイミングや仕切りのタイミングを判断していきます。

 

1つご留意のポイント。トレードの本は、よく移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスのことにページを割いています。ゴールデンクロスが上昇の強力なサイン、デッドクロスは下降のサインと書いています。確かに重要な上昇、下降のきっかけになることもあるとは思います。しかし、私の実感ではトレンドの把握には遅すぎて役に立ちません。どちらかというとトレンドが出た結果としてクロスすることが多いように感じます。さほど気にする必要はないでしょう。

 

移動平均線はトレードに不可欠の重要な指標です。

この3つの線が見やすく表示できるチャートソフトを選ぶことには大いにこだわってください。ひと目でチャートの動向が把握できるかどうかは、日々のトレードの死活問題にもなるので頑張っていただきたいと思います。

 

 

参考記事

→ 「グランビル法則

75日線を活用した仕掛けの概要もあります。

→ 「75日移動平均線からの仕掛け。

→ 「25日移動平均線からの仕掛け。


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管理人: 損切り珍介

2008年頃から株式投資を自己流で開始。2010年に専業を目指してサラリーマン人生に終止符。しかし、トレード本を読みまくるも、まず大損。自己流の限界を感じる。なけなしの金をはたいてトレード学校に通いまくり、仲間のトレーダーと交流しまくる。それでも、半年もたたぬ間に再び大損。そしてさらに、1年後に大損。もうどうしようもないと割り切ってから、なぜか少しづつ芽が出始め、この数年で完全復活し現在に至る。「損切りさえすれば専業も十分できる」を体現している。

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