ナイストレードで損切りを日常化する。


たとえ仕掛けが正しかったとしてもた、結果が損切りになることはあります。「なることはある」というより、私の例でいえば、損切りになる回数は結構多いと思います。それは、確率の問題です。利益になる確率がどの程度ある仕掛けなのかという問題です。
でも、100%利益になるような仕掛けは見つかりません。また、その都度の仕掛けがどのくらいの確率で利益になる可能性があるかはわかりません。その確率を、自分で制御することも非常に難しいと思います。
トレーダーの側でできることは、損切りになる確率が低いと思われる仕掛けを見つけることだけです。これは、仕掛ける前に考えることです。

 

損切りになる確率が低い=利益になる確率が高いトレードプランを考える視点は、大きく4つ考えられます。

・全体相場の方向判断(上昇?下降?持ち合い?)
・銘柄の選択(どの銘柄のチャートが全体相場に合っているか?)
・仕掛けライン(具体的にどこで仕掛けるか?)
・仕切りライン(利益確定、損切り、それぞれ具体的にどこで仕切るか?)

これら4つを明確に判断したトレードは、それだけでナイストレードです。トータルプラスを目指すなら、ナイストレードの数をできる限り増やすことです。どれだけ多くのナイストレードを積み重ねられたかというのが、トレーダーの正しいキャリアであり実績です。ナイストレード以外の経験は、何のキャリアももたらしません。

 

もちろん、ナイストレードの結果が利益確定になるか損切りになるかはわかりません。しかし、損切りになる確率を低くするべくナイストレードを目指すののです。ぜひ、上の4つの視点を踏まえてトレードをしてください。

 

難しいのは、全体相場の方向判断です。

 

全体相場とは具体的には、日経平均やTOPIXといった指標です。このサイトでは、対象銘柄を東証一部の銘柄と考えています。ですから、まずは日経平均がどう動いているのか、今後どう動くのかの見通しを立てていきます。仕掛けの基本的なスタンスを「買い」にするのか「空売り」にするのか決めるということです。

 

あえて言うと、ここさえしっかり判断できれば、あとはどの銘柄を仕掛けても大丈夫と言ってもいいくらいの話です。もし、完全な上昇トレンドが出続けることが明白であれば、どの銘柄を買ってもたいていは利益になります。そうそう損切りになることはないでしょう。そのトレンドの方向の見極めが難しいから、思うように利益が取れないのです。全体相場の方向さえ判断できれば、あとはその方向に沿った個別銘柄の中からより有利なものを探せばいいのです。

 

しかし、はっきりとした方向感がある場合はそうそう多くありません。全体相場の方向がわからないからといって、全く仕掛けないというとトレードチャンスが少なくなってしまいます。全体相場の方向判断がしにくい場合は、個別銘柄を探す段階で、できるだけ方向判断のつきやすい銘柄を選択していくのです。全体のわかりづらさを、個別のわかりやすさで補うような感じでトレード計画を作っていくことになります。

 

こうして正しいキャリアになるようなナイストレードを繰り返していくと、次第に、損切りに対するマイナスのイメージがなくなっていきます。株価が決まったラインに来たら例外なく必ず損切りするということが日常化していきます。そして、するべき時に損切りしないなどとということがあれば、「やばっ!」とばかり居てもたってもいられなくなり猛然と損切りに走ります。
そんな状況が自分に訪れたら喜んでほしいと思います。

 

損切りがないならば、それに越したことはありません。しかし、確率からみて必ず損切りはあるはずなのです。それも結構な回数です。損切りがないことを喜んでばかりいてはいけません。それは、決して上手さの現れではありません。単に偶然に恵まれているだけのことです。

 

損切りがないことを喜んでばかりだと、実際に損切りの場面になったとき、うまく実行できるかどうかわからないという点で、非常に心もとない話なのです。

 

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管理人: 損切り珍介

2008年頃から株式投資を自己流で開始。2010年に専業を目指してサラリーマン人生に終止符。しかし、トレード本を読みまくるも、まず大損。自己流の限界を感じる。なけなしの金をはたいてトレード学校に通いまくり、仲間のトレーダーと交流しまくる。それでも、半年もたたぬ間に再び大損。そしてさらに、1年後に大損。もうどうしようもないと割り切ってから、なぜか少しづつ芽が出始め、この数年で完全復活し現在に至る。「損切りさえすれば専業も十分できる」を体現している。

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